ワークショップ

大会2日目に開かれるワークショップでは、講師とともに参加者の皆さんも実際に体験することができます。

  • 日時 8月17日 14:00〜15:30
  • 会場 新潟大学教育学部 附属新潟小学校

「iPad を活用した外国語学習を体験する」

講師 岩居 弘樹(大阪大学)iwai
定員 20名

iPadなどのタブレット端末を導入したのに練習問題・ドリル問題ばかりしているのはもったいないですよね?

外国語活動、外国語学習の場でのタブレット端末の効果的な使い方を一緒に考えませんか?タブレット端末を導入するつもりだけれど、どんなアプリを使ったらよいかわからない。アプリを追加購入する予算がない。ひとり1台という環境ではないけどどうしよう。こういった問題を解決する緒になれば幸いです。

ネイティブスピーカーをアシスタントとして活用している事例もご紹介します。ALTとタブレット端末の組み合わせという可能性もみえてくるかもしれません。

 「iPadで作ろうマイノート」

講師 山田 秀哉(札幌市立稲穂小学校)yamada
定員 30名

詳細プロフィール

学歴

  • 北海道教育大学岩見沢校総合教育研究室卒業

主な活動

  • 第7回NIE全国大会札幌大会授業者(2002年)
  • Apple Distinguished Educator 認定(2009年)
  • D-project(デジタル表現研究会)プロジェクトリーダー(2009年〜)
  • 伝えるチカラプロジェクト(2009年〜)
  • 札幌市情報教育連絡協議会事務局員(2009年〜)
  • 北海道NIE研究会道央支部長(2012年〜)
  • Intel® Teach Program Master Teacher 認定

個人研究テーマ

  • デジタル表現学習による協調的な問題解決力の育成

ホームページ(ブログ)

http://ameblo.jp/yamada-hideya/

スズキ教育ソフトのE-REPORTを使ったワークショップです。各教科における単元のまとめをiPadで表現します。例えば、2年生の算数「長さ」の場合、長さとは何か、定規の使い方、長さや定規の活用法などをコンテンツとして、デジタルパンフレット化するようなイメージです。

プログラミング教育で何を学ばせようか?
~SmartBall Spheroをつかったプログラミングから考える~

講師 広瀬 一弥(亀岡市立南つつじヶ丘小学校)hirose
定員 20名

近年、スクラッチやマインクラフトなど、子どもたちのプログラミングが教育現場で取り上げられつつあります。
現代社会は、プログラミングで成り立ってます。これからの社会をデジタルネイティブに必要なスキルとしてプログラミングがあげられるのも不思議ではありません。
しかし、初等教育で、プログラミング教育を行っている事例はまだ少なく、学習指導要領にも直接の記載は見当たりません。
そこで、参加者の皆さんとSmartBall Spheroをつかったプログラミングのワークショップから、社会を生き抜くために子どもたちにつけさせたい力と、これからのプログラミング教育のありかたに考えていきます。

なお、当日ワークショップでは、iPadアプリSphero macro labを利用しSmartBall Spheroを制御して楽しく遊ぶことをとおして議論をすすめていく予定をしています。

みんなで書こう!学術論文の執筆から投稿、審査、掲載まで
―デジタル教科書研究への投稿のおさそい―

講師 島田 英昭 (信州大学)shimada

学術論文を書くことで、先生方が日々行っている実践を広めることができます。また、議論を通して実践の有効性や限界が明らかになり、強みに気づき、改善のヒントを得ることができます。しかし、具体的にどのように書いてよいのかわからない、どのように投稿してよいのかわからない、という声があります。そこで本講座では、学術論文の基礎的な執筆技法を紹介し、デジタル教科書研究誌を例に投稿方法や論文審査プロセスを具体的に解説します。先生方のすばらしい実践を世の中に広げる手段として、学術論文をご活用ください。「学術論文 みんなで書いて 盛り上がろう!」

 「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング」

講師 阿部 和広(青山学院大学・津田塾大学 非常勤講師)abe
定員 20名(こちらのワークショップは教職員限定でお願いします)

詳細プロフィール

1987年より一貫してオブジェクト指向言語Smalltalkの研究開発に従事。パソコンの父として知られSmalltalkの開発者であるアラン・ケイ博士の指導を2001年から受ける。EtoysとScratchの日本語版を担当。近年は子供向け講習会を多数開催。OLPC($100 laptop)計画にも参加。2003年度IPA認定スーパークリエータ。監修に「Squeakプログラミング入門」、著書に「小学生からはじめるわくわくプログラミング」、「RaspberryPiではじめるどきどきプログラミング」(共著)など。サイバー大学客員教授を経て、現在、青山学院大学・津田塾大学非常勤講師。

 

いま話題のRaspberry Pi。イギリスからやってきた数千円の小さなコンピューターでなにができるのでしょうか。小さく見えても中身は本格派。一昔前のエンジニアリングワークステーションを上回る機能と性能を備えています。内蔵のGPIO(汎用入出力端子)を使えば、各種センサーやLED、モーターなどを取り付けることもできます。

また、テレビをディスプレイに、デジカメのSDカードをハードディスク代わりに、スマホの充電器を電源に使えるなど、追加の費用が少なくなるような工夫もあります。

このワークショップでは、RaspberryPiの立ち上げから、Scratchによるプログラミング、電子工作までを実際に体験していただきます。特に、中学校技術・家庭科の「プログラムによる計測・制御」にフォーカスし、段ボールとアルミテープでゲームコントローラーを作成し、プログラムでLEDを制御します。
加えて、Googleから5,000台のRaspberryPiの寄贈を受け、NPO法人CANVASが実施するPEGプロジェクトの概要と各地の学校や団体の取り組みもご紹介します。

Return Top